沖縄県立首里高等学校 養秀の杜・植物苑 掲示板
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【91】
Ikeda Greenthum Center~3
各分野の専門家に御出馬願って、センターの運営に助言してもらい、庶民レベルの園芸に関する需要と供給のアンバランスを埋める諸活動。その中で、一番重視しているのに、「園芸・植物に関する図書・文献」の一大集積場を目指すことです。小生の自宅にも内外の園芸に関する図書や写真などの資料がかなりある。これを小生の死後、子孫に残すより、県内の趣味家、庶民が自由に参照できるような、開かれたセンターに寄贈したい、という願いがかなえられそうだ。このことに関しては、養秀同窓会の諸君にも、是非参加してもらいたい。いま、自宅にお持ちの園芸・植物に関する図書・文献、写真等で、もし、使用済みであれば、どうぞ、このセンターに寄贈してほしい。養秀同窓会会館にも図書室があるが、前述したように、会館へのアクセスは容易ではない。Ikeda Greenthum Center に集積してもらえば、一般の方、趣味家、専門家が自由に閲覧し、コピーし、情報を共有することができる。090-1942-4005吉田に通報してもらえば、有用植物など、手持ちのわれわれ苗を代価として提供もできるのです。是非、ご参加を。
【90】
Ikeda Greenthum Center
従来、各種の規模の園芸センター(メイクマン、農協売店,等)がきれいな花物を仕入れて、販売している商店としてのセンターではなく、庶民が参加して、知恵を出し合い、家庭で土と親しみつつ創作した作品を持ち寄って、それを欲しいと思う人に提供するような集会所である。勿論、県内の各分野のエキスパートも、積極的に参加してもらってリードしてもらう。県内には、桜、椿、ラン、クロトン、芳香性植物、果樹、その他錚々たるエキスパートが少なくない。このような方々が中核となった、池田に園芸のメッカを創出するという話。すでに、上記各分野の専門家から内諾を得ており、後は、金秀グリーンとの調整が残っているだけである。この構想に関して、わが養秀園芸サークルも大いに賛成し、既設の「養秀の杜・植物苑」も共同に加わりたいと、これまた、同窓会事務局に報告し、了解を得る算段である。
【89】
Ikeda Greenthum Center
西原町池田にある池田ダムという池。その北側の道路脇に金秀グリーンという会社の施設がある。県内企業トップの金秀グループの一社(株)金秀グリーンが経営する造園会社だが、数年前から、園芸の店から造園土木の事業への比重が移って行ったらしく、園芸の営業活動が低調になり、施設全体が物置状態となっているのを、見て取って、養秀園芸の会員から「我々が乗り込んで、施設を利用させてもらい、本来の園芸活動を活性化させてみようじゃないか」という提案が出た。幸いというか、金秀グリーンの管理部長が首里高校@@期卒の同窓生であり、その直近の課長も同窓生ということもあり、快く提案を受け入れてくれて、目下、双方の間での細かい事項の調整中である。出された案は、要するに、あの広い施設に、改めて園芸に趣味を持つ園芸愛好家(Greenthum)の活動を結集して、市民レベルの学習センターを創ること。学習だけでなく、各家庭で作った園芸作品を出展してもらい、委託販売も可能なような、センターにしたい、という構想である。
【88】
IKEDA GREENTHUM CENTER
いま、首里石嶺町農協広場で開催されている「養秀園芸祭」には、養秀園芸サークルを筆頭に、クロトン、観葉植物専門の徳本行雄さん、桜、ハイビスカス専門の山城充真さん、椿の沖縄椿の会の方々、沖縄在来の有用植物の真謝さん、など、県内の園芸の専門家が作品を展示しておらるが、われわれ養秀園芸サークル十数名もこつこつと園芸作品を創作して、作品のストックが増大している。そこで、年に2~3回の展示会を開催して、あと一年中沈静化していてはもったいないということで、前述の「池田有用植物センター;IKEDA GREENTHUM CENTER」なる拠点を設けようということになった次第。幸い、金秀グリーン株式会社の管理部には首里高校卒の平良理人部長が担当しておられ、趣旨をよく理解して下さっていて、渡りに船と我々関係者一同、勇んでいるところ。会社のOKも得られて、近日中に石嶺の展示会場から作品を池田に引っ越す算段となりました。我々「養秀園芸サークル」は、養秀同窓会の組織の一部ですので、最終的に決着つけて、スタートするまでには、同窓会事務局を通じて同窓会のOKをもらわなければなりませんが、大義名分においても、支障はないと考えています。
【87】
IKEDA GREENTHUM CENTER
首里高校の南に養秀同窓会会館があることを知らない同窓生はいないと思うが、そこで、同窓生のクラブ活動の一つとして「養秀園芸サークル」の面々が毎月集まって、わいわい園芸活動をやってる、ということはあまり知られてない。このサークルが立ち上げた「養秀の杜・植物苑」も、ほぼ順調に運営されていて、会員一同張り切って趣味の園芸に勤しんでいるが、如何せん、同窓会会館そのものが大通りから離れて、王陵(タマウドゥン)の裏という場所から、今一つ世間から認知度が低く、同窓生の積極的な参加が伸び悩んでいる状態である。同窓会会館の敷地が「鉄血勤皇隊・慰霊塔」の霊域ということもあって、余りガタガタ騒がしい活動は遠慮してほしいというような「陰の声」も聞こえるらしいので、どうしたもんかと、勘案していたどころ、この度、ひょんなことから懸案脱出の妙案が飛び出してきました。いま、石嶺町の農協広場で開催されている「養秀園芸祭」の参加者団体からの提案で、西原町池田にある「金秀グリーン」の施設に余裕があるから、この施設を利用させてもらえるのではないか、ということになり、話合いが進められた。
今年も「琉球王朝まつり首里」との協賛で、首里石嶺町農協グリーンセンターで、「養秀園芸祭」が行われる。小島盆景、丸太園芸、ラン、椿、桜、芳香性植物、大型観葉植物、など、多彩に展示されるが、中でも来年の沖縄戦終結70年を祈念して、特別に、珍種「オオシマザクラ」を多数展示することになった。米軍が上陸した4月1日前後、沖縄県立第一中学校在校生が最後の卒業式もそこそこに、陸軍に徴兵され、鉄血勤皇隊として進軍、あちこちで散華した、1945年から丁度70年に当たる。在来のカンヒザクラ(寒緋桜)が真冬に咲いて、「まるで集団自決のように、ボテッと落ちる」のどは異なり、このオオシマザクラは、三月から四月にかけて、真っ白い花を咲かせ、ハラハラと散るという特質に目をつけ、養秀園芸サークルでは、今年の園芸祭から来年にかけて、白い桜普及活動を展開することになったのです。和名:オオシマザクラ。学名:Prunus lannesiana var. speciosa。樹高;5~10メートル。開花;3~4月。花の色;純白。活用;葉は桜餅の包みとして有名。微かな香りあり。大型の鉢に養生すれば、ベランダや軒下でも開花が期待される。
かねてから、一中健児の塔前の広い駐車場を「年一回の慰霊祭」だけに使わないで、常時、健児たちの後輩(首里高校卒業生)たちが賑やかに活用するような様態に持っていけないものかと、思案していたところ、養秀園芸サークルからの提案で、駐車場周辺の余地を整備して、植物苑風に整備したらどうかと、計画が進み、現在見るようなこじんまりとした植物苑が出現したいきさつがある。中には、一中健児の塔は神聖な霊域なんだから、常時、静かに、夾雑物など持ち込まないで、清冽にすべきであると、養秀園芸サークルの活動まで、まるで「ミンチャムナー(眼の鱗;ミークス、目の中のゴミ)」扱いする理事もいるときいているが、小生(最後の一中生の一人)は、逆に、亡くなった健児たちからすると、「年中静かに祀られるよりも、年一回の慰霊祭で線香焚かれるよりも、後輩たちが、目の前でワイワイ青春をエンジョイしてくれている姿を見せてくれた方が供養になる」と、願っているのではないか、と考えるのである。その意味で、今回@@期生たちが、”史上初めて”健児の塔の霊前で、肉を焼き、ビールを飲み、歓談する姿を307名の御霊に見せてあげたことに対し、満腔の敬意と賛意を贈りたいと思うのです。
度重なる台風襲来の後、養秀の杜がどうなっているのか気になって、去る土曜日に訪ねてみたら、なにやら大勢の中年男女が忙しげに動き回っている様子。その中の一人豊崎孟彦氏は、養秀園芸サークルのメンバーである。早速、何事か?と尋ねたら、@@期の同期会をやるんだという。普通、同期生会をやる場合、ホテルのホールを借り切って、飲んで騒いで豪華にやるのが通例だが、さすが@@期の大人たち、思い切って、母校同窓会の会館を思いついて、その広いスペース(駐車場・養秀の森)を夜間宴会に活用するんだという。これには、小生、長年胸に描いていた夢なので、快哉を叫んだものでした。この広いスペースを活用しないで、ホテルに多額の金を払って、月並みな宴会をやって、はい、また、来年まで、と、散会するタイプから脱却して、どうして、この朗らかなスペースを気軽に活用しないのかと、思っていたところなので、@@期生の幹事の方々の英断に脱帽した次第。
そのヤエヤマヤシ。小生が世界一だと推奨する理由の美点は、そのスラリとした幹、健康そうな赤銅色の樹冠軸、ゆるやかに斜め上に伸びる葉と樹冠の姿。学名Satakentia liukiuensis、一属一種の八重山の自生種。どうしてこの銘木が県内全域に普及しなかったのか、不思議である。現地、裏石垣の自生地で見た限りでは、熟した種子が地上に落ちると、野鼠が早速かじって、駄目にするためだと、聞かされたが、樹の上に成っている段階で、誰か精力的に採集して、繁殖させればいいものを。とにかく、小生は「世界一」だと推奨したい。いま、国際通りの街路樹としてズラリと並んでいるが、最もいい姿をしているのは、與儀にある元県立中央保健所、現那覇保健所の正面玄関に一本すらりと立っている成木がそれ。行って、見てみい。小生が植えた自慢の逸品である。
世界で一番美しいヤシはどれ?と、訊かれたら、小生、世界中を旅したものとして、結局、郷土の銘木ヤエヤマヤシを上げる。ヤシに美しくないものはない、という人もいて、反論しにくいが、着眼点として、樹幹、樹冠軸、葉の三つを上げたいが、先ず、ヤエヤマヤシの幹は直立し、太からず、細からず、その上の喉元(いわゆる樹冠軸)が、赤銅色である点。そして、優雅に斜め上に伸びて、風にそよぐ風情は最高である。南洋諸島にあるココヤシは、ビーチに横座りになり、まるで見る目に媚びるような姿態となるが、沖縄ではあまり好まれない。クジャクヤシは幹が直立するが、葉っぱの広がりが仰々しくて、つつましい沖縄の精神風土には馴染まない。昔、ハワイから導入されたトックリヤシが流行ったが、これは庭苑木としては、好評だったが、公園や街路樹としては、今一だった。その外、アレカヤシとか、ビンロージュとか、導入されたが、みな、淘汰されて、いま、それぞれ隠遁した状態。これに比べて、ヤエヤマヤシは、いま、最高の評判で、引っ張りだこである。昔、八重山野ヤシと呼ばれ、見向きもされなかった石垣と西表の自生種が、見直され、ヤエヤマヤシとして、県内に君臨しつつある。本土では、一鉢1万円もする大物である。
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最終更新日 2024/05/06 17:21:31