みなさん、こんにちは。お昼の校内放送の時間がやってまいりました。今日、木曜日の担当はわたしホカマアヤコです。今日も首里高・校舎2階、職員室の斜め向かいの角の小さな放送室からおとどけします。みなさんからのリクエスト、エピソードをどんどん紹介していきますよ!
まず1曲目は、まだリクエストがないので、とりあえず私が選んだ、スターシップの”シスコはロックシティ(We Built This City)”です。
この曲を聴けば、「あ、聴いた事ある。なつかしい」とみなさん感じるはず。
リリースされたのがウィキペディアによると1985年の8月30日。つまり、高校2年生のときですね。私がリンクはった映像はオリジナルのプロモ・ビデオみたいですけれど、画面の右下にちゃんと1985って書いてあるし、まさに、80年代どまんなかです。
このころは、音楽は聴けたとしても、今みたいに簡単にコンサートの映像とかプロモ・ビデオを見ることができなくてね。どんな人たちがどんなふうに唄っていたのか知らずに聴いていた洋楽っていっぱいあったような気がします。今、Youtubeとかで見て、ああ、こんな人たちが唄っていたんだぁと、驚きと納得。
みなさんは、この曲を聴くとどんな情景が脳裏に浮かんで、どんな気持ちになるんでしょうか?
私が思い出す個人的な情景は、その日のお昼の校内放送のために、午前の授業を半分聞きで原稿をこっそり書いていたこと。とにかく、ランチタイムまでになんとかしなくてはと、いろいろ考えていました。きっと、放送部の人間がどんなことを考えてどんな思いで校内放送をやっていたかなんて、みなさんは考えた事もなかったでしょうね。今だからみんなとシェアできる「あのとき、私/僕はこんな気持ちだった」ですよ。「こうやって準備した私の話をみんな面白く聴いてくれるんだろうか」「選んだ曲はみんなに気に入ってもらえるだろうか」「リクエストの手紙きてるかなあ」などなど、不安はいっぱいでした。「私のリクエストした曲かけてくれてありがとう」と言われたひとことが、もう嬉しくって、次の放送のための力となったものでした。
じゃ、曲にいきましょうか。稲福くんよろしく(本人に了解なく出てきてもらう)。
<<ミキサーの稲福政彦くん(43期生放送部)が、貸しレコード屋で借りてきたLPをターンテーブルにのせて、すでに頭出ししている曲をスタートさせる>>
http://www.youtube.com/watch?v=7flrwE-bZVo&feature=relatedだんだん、気分がそれっぽくなってきましたね。 その乗りで、みなさんに思い出してほしいテーマがあります。
「お昼のお弁当」
たとえば、私の場合 。。。放送の日にはそんなに食べる時間もないですから、1階の露満の森のそばの売店でカロリーメイト(チーズ味、2本入り)をかってきて食べてます。あと、紀文の豆乳(コーヒー味)ね。たぶん、カロリーメイト100円、豆乳100円じゃなかったかな。売店のおばちゃん、うん、かお覚えてる。丸い顔で、ゆったり話すおばちゃんだった。
私の記憶には、アンパンマンとパタパタママ(
http://www.youtube.com/watch?v=d_0LXOV2zPw&feature=related)を足して2で割った顔として残っています。
どうか、売店の情報を教えてください。おばちゃんの名前とか(もしかしたら、あの頃のおばちゃんは今の私たちと同じ年齢だったりして、ありえるアリエル)、売店でのエピソード、売店の品ぞろえ、値段など。。。ほとんど、わたし覚えていないんです。
みなさんは、いま放送ききながら、どんなお弁当を食べているんでしょうか?
お母さんが作ってくれたお弁当をほおばっている人もいれば、自分で早起きして作った人もいるかもね。きょうの私みたいに、売店で買ったかもしれないし。もしかしたら、この放送なんか聞いてなくて、外にでかけて、食堂で食べている人もいるかもなあ。みなさんのカキコミ(あるいは私へ直接メールakolamble@gmail.com ペンネームでOK)をおまちしてまーす!ここで、強調しますが、カキコミの際に忘れてほしくないのは、みなさん、ディテール(細部)ですよ、ディテール。色・匂い・味・感触・・・どんなにつまんないように思えることでも、情報はこまかければこまかいほどいいですからね。あのシャーロック・ホームズも「ディテールが全てだ」と言ってました。みんなの独断と偏見の記憶のディテールをより集めて、ぼくらがいた「あのとき」を再現してみよう。
では、今日の最後の曲となる2曲目は、私も大好きだったThe Blue Hearts の「キスしてほしい」です。かきこみ#633で、「一人でみーうるうるーして、The Blue Hearts聴いている」というみやぎきょうこさん(いまも、アメリカ、オクラホマ在住ですか?)の気持ちに寄り添って、みんなで「みーうるうるー」しようじゃないですか!
じゃ、稲福君よろしく。
<<ミキサーの稲福政彦くんが、今度はCDで曲をながす。このころはちょうどCDの出始めで、レコードとCDの両方を使っていました。そうだよね、稲福君。>>
http://www.youtube.com/watch?v=8QO8atT1Sqc&feature=relatedこうやって改めて聴いてみると、ほんっとに、いい歌詞ですね。日本語でパンクロックが唄われて、それを聴いて、心をうたれるという体験はThe Blue Hearts が最初だったような気がします。今きいてもぜんぜん古くない、直球で胸に来る。
みーうるうるーの涙を拭きつつ、今日はこのへんでお別れです。
「あのときぼくらがいた。きみにまたあえてでーじうれしい!」
それでは、次回まで。See you next time!
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*参照したビデオクリップ