2002/11/14(木) 11:05 - 2 組 慶田盛(上原)貴志子 (女)
桃子さん,智恵さんありがとう。しばらく,非常にプライベートというか,身内ねたというか「ナザレねた」が続いたねー。
ところで,今週の始めに,「また,今週も始まったねー」なんて,ネガティブ発言するから・・・。まだ,終わってないんだけど今週は怒濤の日々でした。「でした」と言っているので,一応落ち着いたんですけど・・・。
月曜日の6時半頃,実家に次女を迎えに来ていたところに,クラスの男生徒から携帯に電話。「先生,家に帰ったらお母さんが死んでいる・・・。」って言うの。一瞬,なんて言っているか理解できませんでした。「どうしたらいいの・・・。」とでんわの向こうの声。この生徒は,小学生の時に父が亡くなり,母1人子1人っていう生徒なんです。
「まずは,救急車!」という指示をしたものの,すぐに駆けつけようにも家がどこかわからない(家庭訪問ないから)。学校に電話して住所調べてもらったけど,住所だけじゃわからない。パソコンで地図だしてやっと場所がわかり,駆けつけたらもう8時を過ぎていました。
そこには,彼がポツンと1人でいました。救急隊は来たけれど,すでに死亡しているので警察に検死に連れていかれたと。それから,2人でおじさんとかの電話番号を調べて,連絡して来てもらってから,私は戻ったのですが,「先生,自分これからどうなるのかな・・・。」という言葉に,これから突き当たるであろう現実の厳しさを伝えることはできませんでした。これが月曜日。
火曜日は,葬儀のための連絡を取り合って,水曜日葬儀が取り行われました。クラス全員を学校バスに乗せて参列させたのですが,このクラスの生徒達がいないと,他に訪れるひとがあまりいない,寂しい告別式でした。
15歳で頼る人をなくしてしまったかれの事を思い,また15歳の息子を残して,誰にも見取られずなくなられたお母さんの事を思ってつらかったです・・・。
今日までそれを引きずっちゃイカンと思いつつ,やっぱり引きずってしまっているので,・・・「今週は今日で終わり!」たい・・・。