沖縄県立首里高等学校:8期 掲示板

No.239 夜明けのナイチンゲール

2007/04/24(火) 12:09 - オパール 組 オーバル ()
朝方鳥のさえずりで目をさます。

朝ですよ、もうすぐ陽が登りますよ、目覚めて。
そんなふうな聞こえる。

シェークスピアのロミオとジュリエットの一節が浮かぶ。
許されない恋、忍ぶ逢瀬、若いふたりに時間は早い。

ナイチンゲールは時を告げる。

離れがたいふたりの心と体。

シェイクスピアも数々の作品を残してますが、ロミオとジュリエットのこの場面が一番好きです。

恋は華やぎだけじゃない、しっかり切なさも味あわせてくれる。

さほどロマンチックでもない日常に色彩を添えてくれる鳥の声。
味わってみましょうか。

No.238 『物語の終わる時』

2007/04/15(日) 23:29 - 蝶 組 うらなみじゃのめ ()
こんばんわ 初めまして 
うらなみじゃのめ です
暇つぶしに思いついたことを言の葉にします
暇な方は読んでくださいね!

『物語の終わる時』

どんなにドラマティックな物語でも先にあるものが見えかけた時
物語は終わりへと向かっていく そして規則的なリズムに変わり日常になってしまう
先が見えない不安、恐怖、期待、夢、あせり、苛立ちがあって、心臓の鼓動が不規則に
波打ってくると・・・自分の中の何かが、それにあわせるように動き出し血液の流れが
逆流し・・・物語は展開されていく
勝つか負けるか わからない 試合やギャンブル
最後の結末が気になるまでの 恋ごころ
そして最後は、目に見えない何か不思議な力  それは長く続いていく
スピード感を楽しむなら、先は見えないほうがいいのかもしれない
ただし 光は強烈だが  比例して影もまた底なしに暗い
安らぎを求めるのなら、ある程度 先は見えたほうがいいのかもしれない
日常の安定の美を選ぶか  危険な物語の美を選び続けるか  それは貴方次第
どっちも楽しいし どっちにも友はいる
さあ!  貴方はどっちが好きですか?

No.237 ちいさな手

2007/04/13(金) 18:15 - オパール 組 オーバル ()
私の眠りを妨げるちいさな手を指の先でなでて
それからつややかな毛並みにくちずけて
その青い目におやすみとささやく

あまえて鳴く声がそこに聞こえても
耳をふさぎましょう

ちいさな命の重みが私をとらえても
じっと動かず目を閉じていましょう

そんな決意などとうとうはねのけてくる
このいとしい命の重みは
私のことなどおかまいなしに
自分本位でわがままで気まぐれで

なにも作為なく純粋に眠りをじゃまして
純粋にまっすぐ生きてる ただ生きてる

このちいさな手は私などより数段気高く
きらきら命の重みが輝いて
ただ美しく ただ切なく

言葉のかけらなど無意味だということを
私に突きつけてけらっとしている

ちいさな手がその切っ先で突きつける 
私の世界のちいささにただ愕然として
眠りの端の森の中でまた目覚める

そして今夜もまたおまえに負けて 
夢の中できらっと輝いたそのうぶ毛に
指先で触れてぎゅっと抱きしめる

あなたはなにがほしいの?


No.235 痛み

2007/04/11(水) 17:06 - オパール 組 オーバル ()
パキンとつめが割れた
 指先にキーンと痛みが走る

その瞬間思ったこと
 この痛みは誰のもの?
  もちろんわたしのもの

割れたつめを捧げようとした
 この出来事の先にある者のため?

このつらい痛みはいつか感じなくなる
 このつめを捧げた想いはどうだろう?
  
それはいつまでも残って
 この宇宙に生きるのではないか?
  あの瞬間の想いはずっと残って
   だれかを助けるのではないか?

自分ではないだれかの幸せを願って
 この痛みはわたしだけのものではなくなる

なにも語らずなにも望まず
 ただ自分ではないだれかの幸せだけを願って
  あの痛みは天国の階段を駆け抜けるのではないか

いつかもうすぐなくなるこの痛みは
 わたしというものをきっと形づくって
  もすこしましな居場所へと道しるべのように

つめの先には三日月のほの白い命がともって
 わたしの生きざまをみている

割れたつめはどくんどくんとこの痛みとともに
 お前は生きているんだよとささやいているようだ



No.234 Papillonさん

2007/04/08(日) 19:08 - ☆ 組 宵待草 ()

 きっと、いろんな景色を観てきたのでしょう~、
 そして、またこれからも!!

 星の数ほど人生がある、といいます
 たくさんの星のなかから、私たちは出会いましたね~

 それぞれの物語を 語り合う場所がある
 それを、分かち合う場所がある、
 素敵なことですよね~?
  ありがとう~

 

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