皆さん養秀同窓会という社団法人があることを御存じでしょうか。同窓会会館がどこにあるか、御存知でしょうか。そのどちらも「知っている」と答える人が過半数でしょう。しかし、次の質問に「イエス!」と胸張って答える人がどれくらいいるか、事務局に聞いたら、「8%だけだ」という答え。質問は、「同窓会会費(年会費¥1000)を毎年納入していますか」である。小生、この実態を知って、愕然とした。
130年余の伝統を誇る首里高校で薫陶を受け、各種のクラブ活動(養秀同窓会から毎年数百万の補助)で友情を育み、雄々しく社会に飛び立った海邦養秀の面々が、「後は野となれ」とはかりに母校とその同窓会を顧みず、同期生レベルでの交遊に沈潜している状態が嘆かわしい。因みに、若い世代の欄を開けてみたら、クラス会レベルの通信は頻繁に交わされているらしく、東京のミーちゃんから、沖縄のハーちゃんに「どうねえ、元気ねえ」という類の交際は保っているらしく、横の絆はしっかりしているらしい。ときには、あちこちで年数回開かれるクラス会などでは、若さを爆発させて、痛飲し、二日酔いするほどだと伺える。それは、いい。小生も、やった。朝、自宅の軒先に寝ていたという滅茶もたびたびだ。